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サラ金に勤めていると「給料いいでしょ?」とか「年収相当いいんじゃない?」なんて聞かれる事が多々あったが、確かに悪くは無い。
しかし会社はどうなのか?
会社運営には色々と経費がかかるが、その辺は抜きにしてシュミレートしてみた。
まず融資残高を1000億円としてみよう。
1000億融資残があるとしてもその融資残に対しての利息(ココでは出資法の上限金利(29.2%)と利息制限法の18%で計算していく)が綺麗に入金になる訳ではない。
まず長期延滞と短期延滞を全体融資残の10%とし、貸倒となる融資残を2%とした時に、既に1000億円の内から12%分を引いた融資残からの利息計算になる。
1000億円-12%=880億円
880億円の融資残に対して1ヶ月に入る利息収入(29.2%で計算)を計算すると約21億1200万円になる。
21億円の収入はあるが、経費を考えてみよう。
社員の給料を平均35万円として1000人の社員がいた場合。
1000人で3億5000万円
そして支店と無人店の家賃。
家賃平均を15万円で有人店無人店と合わせ300店舗とした時にかかる経費は4500万円になる。
そしてほとんどのサラ金は銀行からの借入で融資を行っている。
その返済に年3%とした時。
これは融資残に対しての金額となるので1000億円×3%÷12=2億5000万円
わかり難いので下記へ表にしてみた。
| 利率 |
29.2%計算 |
18%計算 |
| 融資残高 |
100,000,000,000 |
100,000,000,000 |
| 延滞+貸倒 |
-12,000,000,000 |
-12,000,000,000 |
| 融資残高-(延滞+貸倒) |
88,000,000,000 |
88,000,000,000 |
| 月の利息収入 |
2,112,000,000 |
1,300,000,000 |
| 給料(1000人分) |
350,000,000 |
350,000,000 |
| 家賃 |
45,000,000 |
45,000,000 |
| 銀行への返済 |
250,000,000 |
250,000,000 |
| その他経費 |
? |
? |
| 利益 |
1,467,000,000 |
655,000,000 |
出資法にて貸付をしている場合でも、この程度の会社では約15億程度しか儲からない。
勿論税金等もあるので利益は更に落ち込むが、それ以上に今過払い返還請求もある。
29.2%の年率と18%ではこれだけの(約8億円)利益が無くなる事になる。
1000人の社員を面倒見ているとなると社長も頭の痛いところである。
事実、中堅のサラ金で貸付を自粛しているところもあるみたいだが・・・・・
今後サラ金は更に寒い時期を迎えることになりそうだ。
結果サラ金は儲かるようで儲からないようだ。
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