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太陽にほえろ!2
何気ないいつもの午前中の督促。 延滞者がかなり増えての督促は社員も辛そうだったので、融資枠の見直しもそこそこにして延滞客の督促を手伝った。 そんな時少し印象の残っている客の貸付台帳にあたった。 「なんだ一発目から遅れかよ・・・」 一発目・・・・先月に限度額一杯まで追加融資をしてその後一回の返済も無いまま遅れているからであった。 素早く電話に手が行き自宅へと電話をした。 電話に出たのは奥さんらしき女性だった。 「ハイ○○ですが・・・」 今まで延滞がなかった事と家族には”内緒”というチェックが付いているので個人名で名乗った。 「こちら○○と言いますが、○○さんはいらっしゃいますか?」 「・・・いいえ」 「会社ですか?」 「・・・・いいえ} 「じゃあどこかにお出かけですか?」 「・・・・・・・・・・いいえ」 「そしたら、どこに居るんですか?ちょっと連絡したい事があるんですけど・・・・・」
「はい、それがですね、ここ2、3日位帰ってきていないんですよ・・・」 「出張かなんかですか?」 「いいえ・・・そうじゃないんです・・・・連絡も無いんです・・・・・」 「はあ・・・・」 私は、とっさに貸付台帳を見直した・・・・ん〜浮気ができるような感じの人間でもなさそうだ・・・・ 私は奥さんに幾つか尋ねた。 「奥さん・・・・下着やら洋服なんかはどうですか?持って行った様子なんか無いですか?」 「それがそんな感じが無いから困っているんですよ・・・・・今日は親戚の人間も来てるんですよ・・・・・」 これは本当に居ないな・・・・・ん〜困る・・・・・なんせ融資後一発だ・・・・・ドロンされては非常に困る・・・・・ 「奥さん何か心当たりは無いですか?」 「はい・・・・それがですね・・・・・つい先日・・・・丁度主人が帰ってこなくなった日にですね・・ 近くで交通事故があったんですよ」 「事故?それにまきこまれたんですか?」 ・・・・そんな事分かってたらこんな話はしてないか・・・ 「いえ、分からないんですが・・・・・そうじゃないかって・・・・ここら辺は車の通りも少ないし、滅多に事故なんか起きる場所じゃないんですね・・・それで・・・・」 「・・・・・それで?」 「はい・・・・それでその事故なんですが・・・・目撃した人が居ないんですよ・・・・」 「どういう事なんですか?」 「近くで事故があったのは音も聞いていますし、車の破片とかガラスとかが散らばっているので、事実だと思うんですけど・・・・誰も見ていないんです・・・・・近所の人も見に行ったらしいんですけど、その場所に着いた時には車はもうなかったらしんです・・・だからもしかするとその事故にまきこまれて・・・・・・」 「そうですか・・・・それで警察は何て言っているんですか?」 「・・・・・・・・・・警察には言ってないんです・・・。。。。」 「ええっ?どうして?・・・捜索願は?」 「・・・・捜索願も出していないんです・・・・いえ今日出そうと思って親戚が集まってまして・・・・」 「まーいいですけど・・・・・とりあえず後で伺います・・・・(借金の)お話も伺いたいし・・・・」
数時間後 社員をつれて自宅に伺う途中・・・・・事故現場だろうと思われる場所が・・・・・・・・・・ 「店長これって車の単独じゃないですね・・・・」 確かにそうだった・・・・・車のウインカーの破片と思われる物や歩道脇にある鉄のポールがあるんですが・・・・ グニャリと曲がったところにかなりの血痕が・・・・・・・・・・・・・・・ それから自宅に行き、結局完済してもらいましたが・・・・・・・・ しかし・・・・その後・・・・・・・・・・
どうなったんでしょう・・・・・・本人は・・・・・・・・
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