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し、死んでる!!
朝からの電話督促も午前11時になれば一通り終わる。 あと残り数件で電話督促が終わると思ったその時、こんな出来事が起きた。 その顧客の台帳を見ると今まで遅れの無い優良顧客だが、管理内容には連絡があった事が記されていない。『忘れてるのかな』と軽い気持ちで受話器を取り電話した。 母親「はい、○○です」 金王「ひろし(仮)さんいますか?」 母親「まだ寝てるんですけど・・・どちらさまですか?」 金王「○○ファイナンスです」(あえて社名にて名乗る) 母親「買物か何かしたんですか?」 金王「まーそんな感じです」 母親「ちょっと待っていて下さいね・・・・・ひろしー・・・・・・ひろしー・・・・・・」 母親「まだ寝てるみたいで起きないんですけど・・・・」 金王「もうお昼にもなりますし、起こしてもらえませんか?」 母親「ちょっと待っていて下さい・・・・ひろしー・・・・・ひろしー・・・・・ひろし起きなさい・・・」 金王「・・・・・・・・・・・・・・・・」 母親「ひろしー!!」 母親「し、死んでるー!!」 金王「!!!!もしもし?お母さん?どうしたんですか?もしもし?」 母親「今部屋に起こしに行ったらひろしが死んでるんです!!・・・・」 金王「何かの間違いじゃないですか?寝たふりしてるんじゃないですか?もう一度起こしに行ってみて下さい」 母親「・・・・・・・・・・・・・・・・・」 受話器の向こう側で一生懸命になって起こしているのが聞こえる 母親「ひろし、ひろし・・・起きてよ・・・ひろし・・・・」 堪りかねたのか母親が父親を呼びにいった 母親「おとーさーん!!おとーさーん!!」 父親「なに・・・どうした?・・・・・・」 母親「ひろしが死んでるー!!」 私はじっと受話器に集中した 父親「ひろし!ひろしー!!・・・・」 父親が受話器に出た 父親「もしもし・・・ひろしが死んでるみたいなんですよ・・・どうしたら・・・」声が震えている 金王「お父さん落ち着いて下さいね」 父親「・・・・はい・・・・」 金王「まだ死んでるかどうか分からないので、救急車を呼んで下さい・・・・大丈夫ですか?」 父親「はい・・・」 金王「それでは、一先ず電話を切りますので・・・・」 父親「・・・・はい・・・」 金王「それでは」 そのあとどうなったのかは分からないが、2、3日後に自宅に訪問をしてみたら亡くなられていました。
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